高等遊民になりたい

高等遊民になりたい大学生がいろいろ書きます。

【映画】『マザー!』感想 こんなに気持ち悪い映画はなかなかないよ

廃油です


今回紹介する映画は、ジェニファー・ローレンスが主演を努めた『マザー!』です


やばい映画だとは聞いてたけどここまでだとは思ってなかったよ。気持ち悪すぎる


映画の感想で「胸糞悪い」とか「もやもやする」みたいなのはよくあるけど「気持ち悪い」ってなかなかなくないですか


もうね、ずっと気持ち悪いのよこの映画


最初から最後まで気持ち悪い!けど意外とメッセージ性が強くてすごい映画です


ちなみにジェニファー・ローレンスのおっぱいが観られます


でもおっぱい目当てで観るとたぶん後悔します


ネタバレ注意

あらすじ



郊外の屋敷で暮らしている年の差夫婦。夫は詩人だが、なかなか新作が書けない。

そんななか、突然屋敷に男が訪ねてくる。あまり快く思わない妻を尻目に、夫はその男を屋敷に泊める。

「何かよくわからないことが起きる」という妻の予感は見事的中し、屋敷は崩壊していく。

結論から言うと、マザー!は聖書のメタファー

物語後半になると明らかに宗教観が強くなります


夫は神扱いされてるし全然関係ない男が神の代理人みたいなことしてるしなんかみんな儀式してるし


実は『マザー!』は聖書(キリスト教)のメタファーになってる映画なんですね


妻(ジェニファー・ローレンス)は地母神&聖母マリア

詩人の夫はヤハウェ

最初にやってくる男はアダム

その妻はイブ

殺す兄はカイン

殺される弟はアベル

赤ん坊はイエス

屋敷は世界そのもの


ひとり一役じゃなくて複数の面を持ってるから聖書の内容と離れてる部分もあるけどまぁあくまでもメタファーだからね


タイトルの『マザー!』ってのは要するに母なる大地ってことです


マザーが地球を理想の場所にしようとしても、人間によって壊されてしまう


ただのシチュエーションスリラーではなく実はそういった裏テーマがあるってわかってから見るとちょっと印象変わるかも

詩=聖書?

神である夫が書いてる詩っていうのは聖書のことなんですかね?


あれだけ熱狂的なファンがいて、神のように崇められるってことはたぶんそういうことなんだろうなぁ

理不尽な人々

『マザー!』に出てくるひとたちは全員理不尽です


勝手に屋敷に入ってくるくせに、ジェニファー・ローレンスに対して「誰だあんたは!」ってキレるし、勝手にトイレ使うしそこら辺で性交しようとするし・・・


最初は、この映画に出てくるひとたちはみんな子供なんじゃないかと思いました


勝手に行動するし全然言うこと聞かないし。「マザー」ってタイトルにも合ってるし(まぁ結局違ったんだけど)


前半は子供がそのまま大人になったようなやつらが暴れまわってる光景がずっと続くんですよ。ムカムカしたね


ムカつくと同時に意味がわからなすぎて気持ちが悪いのよ


なんでこいつら全然言うこと聞かないの!?なんで逆ギレしてんの!?って


もうずーーーーーーっと気持ち悪い


でもたしかに地球目線で考えたら、人間って好き放題暴れまわるし勝手に家(地球)壊すしこんな感じなのか


ごめんな、地球


で、前半は理不尽で意味不明すぎて気持ち悪いんだけど、後半は世界観が全部気持ち悪いです

詩を書き上げた夫。群がるファン

ずっと詩を書けなくて悩んでいた夫ですが、ついに詩を完成させます!


ついに幸せな日常が訪れたかと思いきや、屋敷に大量のファンが押し寄せてきます


もうここからはめちゃくちゃ


家の中で暴れまわるどころじゃありません


突然戦争が始まります。家の中でです。意味不明です


そしてファンたちはファンから信者に変わっていき、家の中では宗教儀式が行われます


前半は日常のなかで意味不明なことが起こって気持ち悪かったんですが、後半はなんか説明できません


とりあえず気持ち悪い


そして、悲劇が起こります

赤ちゃん爆誕

夫=詩人=神の子供を身ごもっていたジェニファー・ローレンス


民衆の暴動のなかなんとか赤ちゃんを出産します。イエスの誕生です


夫に「赤ちゃんを抱かせてくれ」と頼まれますが断ります


そりゃそうだよな。あんたのせいでこんなことになってるんだから!!


しかし、眠っている間に夫に赤ん坊を奪われ、赤ん坊は民衆のもとに連れて行かれます


ジェニファー・ローレンスは必死に赤ん坊を取り返そうとしますが、祭壇の上には惨殺された赤ん坊が・・・・


しかも民衆は赤ん坊の肉を食ってます。クッソ気持ち悪いここのシーン

54 わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。
55 わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。
56 わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。
http://www.shalomchapel.com/sekkyou/sekkyou-2006/20060820.html

たぶんこういうことなんですよね。やっぱりあの子はイエスだったってことか


ジェニファー・ローレンスはブチギレますが、民衆にボコボコにされます


ここでジェニファー・ローレンスのおっぱいが見えますが、わけがわからなすぎてなんかおっぱいとかどうでもよくなります


おっぱいがどうでもよくなってしまうくらい、この映画は衝撃的ってことです

破壊と再生

ブチギレたジェニファー・ローレンスは家を爆破します


ここで我々視聴者は気づきます


「そういえば前もこの家爆発したんじゃなかったっけ?」


超強烈な爆発にもかかわらず、無傷の詩人


息絶える直前のジェニファー・ローレンスの胸を裂き、心臓を取り出します


心臓はクリスタルになり、そのクリスタルを家の中に飾ると、みるみると家が再生していきます


そして場面は物語の冒頭にもどり、新たな「マザー」が目を覚まします

hulu

この映画は連続で観たほうが良いよ

映画が進むに連れてジェニファー・ローレンスの疲労がこちらに伝わってくるのですが、こっちも観ていて疲れます


だって意味わからないんだもん。意味わからない行動についていくのは疲れる


このごちゃごちゃした感じと、我々のマザーである地球の疲労を体験するためにもこの映画は連続で観るのをおすすめします。途中で休んじゃダメ

見る人を選ぶ映画ですな

宗教絡んでるし観ていて疲れるし結構グロいし、見る人を選ぶタイプの映画です


嫌いな人はめっちゃ嫌いだろうし好きな人はドハマリするタイプのやつ。ちなみにぼくは後者です


というか全然気づかなかったんだけど、キービジュアルも気持ち悪いな

f:id:high_u:20180816185128j:plain

『マザー!』が好きな人におすすめの映画

そんなこんなの今回です。
それでは次回も、何卒!

『マザー!』は以下のサイトで視聴できます

U-NEXT

プライム・ビデオ